会社概要

京都の伝統と現代の利便性を融合した
レジデンスホテル運営会社

私たちについて

当社の物語は、約30年前に遡ります。オーナーは大学時代からバックパッカーとして世界各地を旅し、異文化との出会いを重ねてまいりました。ヨーロッパの小さな民宿で出会った温かいホスピタリティ、東南アジアのゲストハウスで芽生えた旅人同士の絆、中東の家庭で味わった「おもてなし」の心—これらの経験が、後の事業展開の原点となっています。

特に印象深かったのは、スペインのバルセロナで滞在した小さなアパートメントホテルでした。そこでは観光客として「訪れる」のではなく、地元の市場で食材を買い、近所のカフェで朝食をとり、まるで住人のように「暮らす」体験ができました。「いつか、日本を訪れる旅人にもこんな体験を提供したい」—この想いが、オーナーの心に深く刻まれました。

転機との出会い

ある日、オーナーは京都三条大橋近くの木造集合住宅を手に入れました。老朽化した建物ではありましたが、鴨川のせせらぎが聞こえ、祇園や河原町へも徒歩圏内という立地の良さから、長期入居者も多く、退去後もすぐに新しい入居者が見つかる物件でした。毎年少しずつリフォームを重ね、建物に這うツタを切り落としながら、地道にアパート経営を続けてまいりました。

入居者の中には、京都の大学に通う留学生や、短期研修で訪れた外国人研究者もおられました。彼らとの交流を通じて、オーナーは気づきました—「京都を深く知りたい」と願う外国人旅行者は多いのに、長期滞在できる適切な宿泊施設が不足している、という現実に。

困難と決断

しかしながら、建物の老朽化は避けられず、台風のたびに瓦がずれるなど、補修費用が数十万円に及ぶこともありました。経営収支は辛うじて均衡を保つ状況が続き、マンションへの建て替えを検討しても、採算面で大きな魅力を見出すことができませんでした。古い建物との格闘は続き、「このまま修繕を続けるべきか、それとも…」という自問自答の日々が続きました。

そのような中、オーナーは学生時代に抱いていた夢を思い出しました。世界を旅する中で培った経験と、この好立地を活かせる事業—それがホテル経営でした。特に、1週間以上の長期滞在を希望する外国人観光客のための空間。ホテルの快適さと、アパートメントの自由さを兼ね備えた場所。「この場所で、訪れる人々に『京都で暮らす』という特別な体験を提供したい」という想いから、ホテル建設を決断いたしました。

夢の実現に向けて

その決断を実現するため、まず管理会社にご相談を行い、専門家のご紹介をいただきました。設計会社やデザイン会社との打ち合わせを重ね、建物のコンセプトや具体的なプランを練り上げてまいりました。

設計段階では、日本の伝統的な美意識と現代的な機能性の融合を目指しました。広々としたキッチンを全室に設置し、地元の市場で買った食材で料理を楽しめる空間づくり。洗濯機や乾燥機も完備し、1週間から1ヶ月の滞在でも快適に過ごせる設備。そして、京都の四季を感じられる窓の配置や、静寂の中で安らげる防音設計。すべてが「長期滞在」という視点から設計されました。

また、金融機関との融資相談も並行して進め、事業計画の実現可能性を慎重に検討いたしました。インバウンド市場の成長予測、長期滞在型ホテルの需要分析、京都という立地の優位性—これらを丁寧に説明し、ご理解をいただくまでに数ヶ月を要しました。

試練と成長

開業後は、世界を席巻したコロナ禍という未曾有の困難にも直面いたしました。国際線が停止し、外国人観光客はほぼゼロに。開業間もない当ホテルにとって、存続の危機でもありました。

しかし、この困難な時期に、私たちは原点に立ち返りました。「本当に価値ある体験とは何か」を問い直し、オンラインでの情報発信を強化し、再び旅行者が戻ってきたときのために準備を続けました。スタッフ全員で英語や中国語のスキルを磨き、京都の文化をより深く学び、地域の商店街との連携を深めました。

そしてコロナ禍が明けたとき、私たちは以前よりも強いチームとなっていました。お客様への真摯な対応と地道な努力を重ねることで、この試練を乗り越えてまいりました。現在では、Booking.comにおいて口コミ評価9点を超えるまでに成長し、多くのお客様から高い評価をいただいております。

私たちのコンセプト

当ホテルは「京都に暮らすように旅をする(Live Like a Local in Kyoto)」をコンセプトに掲げております。

観光地を巡るだけではなく、早朝の錦市場で地元の人々と肩を並べて買い物をし、近所の銭湯で一日の疲れを癒し、鴨川沿いを散歩しながら京都の四季を感じる—そんな「京都の日常」に触れ、地域の文化や暮らしを体感していただける滞在体験を、ぜひお楽しみください。

私たちは、単なる宿泊施設ではなく、京都という街と旅行者をつなぐ「架け橋」でありたいと願っています。オーナーが学生時代に世界で出会った温かさを、今度は京都を訪れる皆様に届けること—それが私たちの使命です。

皆様のお越しを、心よりお待ちしております。

会社情報

基本情報

会社名Sati's 株式会社[サティス]
設立平成29年6月19日
代表取締役辻 晃子
法人番号1300-01-060060
取引銀行京都中央信用金庫・ジャパンネット銀行
本店606-8386
京都市左京区川端より二筋目仁王門下る新丸太町78番地4
大阪事務所561-0882
大阪府豊中市南桜塚2-13-1-223
Sati's 株式会社 大阪事務所

物件概要

物件名京都三条大橋
用途レジデンスホテル(簡易宿泊所)
運営
株式会社京成
(2023年12月3日以前の運営会社は株式会社FUNSQARE)
設計建築施工株式会社 中川工務店
デザイン株式会社 インターデザイン
動画作成株式会社スリーバイフォー(3×4 Inc.)

事業内容

レジデンスホテル運営

長期滞在型宿泊施設の企画・運営・管理を行い、お客様に快適な京都ライフを提供いたします。

OTAサイト管理業務

RMSシステムを用い、最大1年間の宿泊料金の最適化を行いホテル運営の効率化と収益の最大化を行います

ホテル事業コンサルティング業務

ホテルや宿泊施設の経営課題を解決し、収益向上と持続的な成長を支援する専門的なアドバイザリーサービスです。

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